肥満治療

肥満は万病の元です。医学的なダイエットで、肥満を解消しましょう。

肥満治療

まず初診時に簡単なヘルスチェック(健康チェック)を行い、健康増進のためにダイエットをする必要があるかどうかを判断いたします。生活習慣病をお持ちの方は健康保険が適用になります。

ヘルスチェックの結果、ダイエット(肥満治療)が必要と判断された方については、週に1回程度、受診していただき、食事、運動、治療についてお話をしてまいります。

治療は、New England Journal of Medicine誌など、一流の医学論文に掲載された方法を中心に行います。根拠に乏しい治療法は採用しておりません。

肥満治療

当クリニックでは無理な運動や面倒なカロリー計算などは特に行いません。また、「これを食べてはダメ!」という厳密な食事制限はしておりません。あくまでも個々人の患者様が無理なくダイエットを行えること、継続できることを一番に考えております。

プログラムを進めていく過程で、根本的な生活習慣が改善されるので、結果的にリバウンドしにくい健康的な体を手に入れることができます。

オゼンピック(GLP-1)

肥満治療

  • 投与した半数の方に15%以上の体重減少
  • 週1回の接種で食欲を抑えます

当院で練習した後、自宅で自己接種することもできます。

GLP-1とは?

  • GLP-1は、食事の際に小腸から分泌されるホルモンの一種で、血糖の急な上昇を抑えて、体脂肪が付きにくくします。
  • 内臓脂肪の燃焼を促進して、瘦せやすい体質になります。
  • 食欲中枢に働きかけて、満腹感を感じやすくします。
  • アメリカ、ヨーロッパでは、肥満治療薬として承認されています。

オゼンピック(GLP-1)の接種方法と価格

当院で注射する場合

1本2.0mg入りのシリンジを当院で保管し、1週間に一度、お注射いたします。

【1回あたりの価格】

  • 0.25 ㎎  =  3500円 x 8回:28000円(税込み)
  • 0.5   ㎎  =  6500円 x 4回:26000円(税込み)
  • 1.0   ㎎  =12000円 x 2回:24000円(税込み)

    自己注射する場合

    1本2.0mg入りのシリンジを、ご自身でお注射していただきます。

    • 2.0 ㎎:22000円(税込み)

      副作用として

      • 主な副作用として吐き気、嘔吐、食欲減退、下痢、便秘といった消化器症状が出ることがあります。
      • スルホニルウレア薬やインスリンなどの糖尿病薬を併用している場合は、低血糖が起こりやすくなるため、注意が必要です。

      (以下の方はご使用ができません。)

      • 妊娠または授乳中の方
      • 1型糖尿病の方


        同じGLP-1成分の経口薬もあります

        • リベルサス 3mg
                7mg
               14mg

        • 1日1回 空腹時に服用

        • 当院では 3mgから開始して、1か月ごとに7mg、14mgと増量していきます。(医師と相談しながら)

        • リベルサス 3mg:10,000円/30日分(税込み)
        • リベルサス 7 mg:20,000円/30日分(税込み)
        • リベルサス 14mg: 35,000円/30日(税込み)

        *はじめての方は、お試しセットがありますので、ご相談ください。

        BMIによる肥満度の判定基準票

        BMI肥満度
        18.5未満痩せ(低体重)
        18.5以上25未満 標準普通体重
        25以上30未満肥満1度
        30以上35未満肥満2度
        35以上40未満肥満3度
        40以上肥満4度

        BMIとは;現在、肥満の判定には、身長と体重から計算されるBMI(ボディ・マス・インデックス)という肥満指数が使われています。こちらは次の計算式で計算できます。

        BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

        肥満外来はこんな方にお勧めです

        肥満外来はこんな方にお勧めです

        • 糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風、脂肪肝などの生活習慣病を指摘されている
        • 腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上ある
        • BMIが25以上である
        • 最近、急に体重が増えた
        • 慢性的な腹部膨満感や便秘がある
        • お腹がすいていないのに、食べていることがよくある
        • 過度のいびきや睡眠時無呼吸症候群の疑いがある、など