胆のうについて

胆のうについて

 2000例以上(年間80例以上)の胆道がん(胆のうがん+胆管がん)の診断・治療にたずさわってまいりました。

 当クリニックでは、胆道専門医でもある院長が、胆道がんの早期診断、予防を中心に診療を行います。

なぜ胆のうがんの早期診断は難しいか?

なぜ胆のうがんの早期診断は難しいか?

  • 自覚症状がない
  • 症状が出たときは進行している
  • 進行が速い
  • ポリープの形をしたものは診断しやすいが、平坦な形をしたものは診断がむずかしい
  • 胆のうがんは平坦な形をしたものが多い

胆のうがんは早期に診断されれば助かります

がんの種類ステージ5年生存率(%)

胆嚢

90.10%

74%

41.90%

5.4~24.0%

胆のうがんになりやすい人は超音波検査でわかる

  • 膵胆管合流異常
  • 胆石症
  • 胆のうポリープ
  • 胆のう腺筋症

院長が診断した早期胆のうがん代表例

院長が発見し、完治した早期がん症例をご紹介します。

院長が診断した早期胆のうがん代表例

60代、女性。

早期胆のうがん。
手術にて完治しました。

院長が診断した早期胆のうがん代表例

60代、男性。

早期胆のうがん。
手術にて完治しました。

院長が診断した早期胆のうがん代表例

40代、女性。

早期胆のうがん。
手術にて完治しました。

院長が診断した早期胆のうがん代表例

60代、女性。

早期胆のうがん。
手術にて完治しました。

院長が診断した早期胆のうがん代表例

50代、女性。

早期胆のうがん。
手術にて完治しました。

胆石症について

 胆石症とは胆汁の成分が固まって石状になり、胆管や胆のうに溜まる病気です。女性、肥満、中高年に多いとされています。無症状のことも多いのですが、発作(多くは胆石が胆嚢の出口を塞ぐことによっておこります)が起きると右上腹部に差し込むような痛みがでたり、右肩や背部に重い痛みを感じることがあります。胆嚢炎を合併すると発熱がみられ、痛みが増強します。症状が無い場合は特に治療をせずに経過観察をすることが多いです。


 胆嚢がんと関連ある病気のひとつです。胆嚢がんの50〜60%に胆石の合併を認め、また胆石症の2〜3%に胆嚢がんを認めます。

代表的な胆石

コレステロール胆石

コレステロール胆石

色素胆石(黒色石)

色素胆石(黒色石)

出典 日本消化器病学会:患者さんとご家族のための胆石症ガイドブック

コレステロール胆石ができやすい人

コレステロール胆石ができやすい人

胆石発作の起こり方

胆石発作の起こり方